fender japan JB62 ナット交換
- kokoperi03
- 2021年7月7日
- 読了時間: 2分
更新日:2022年2月1日
ジャズベースのナット交換のご依頼がありました
ドロップDチューニング専用機にしたいとのことで
4弦がビビるとの事。
最初はお客様自身がなんとか自分で試行錯誤で挑戦したらしく、
うまくいかないのでお持ち込みいただいたとのことです。
ありがとうございます。
ご自分でナットを取り外し再接着をしている状態でしたが
底面がちゃんと接着されていなく接着剤も多めで取り付けているため
かなりナットが高い状態でした。
フェンダー系のナット交換は色々とほかより作業は難しく
ナット取り外しの際に両脇の指板も割れてしまう場合があり注意が必要です
しかも再接着時に接着剤をだくだくにつけた場合
次のナット交換作業の時に優しくなく割れの原因の一つになります。
熟練のプロリペアマンでも割れてしまったという話も聞きますので
あまりご自分でのリペアは推奨しませんが、挑戦することは個人的にナイスです
ナット作り直しにとのご依頼でしたので
作成しました

ご自身でナット取り外しした際にヘッド側の指板のクリア塗装が割れてしまっていたので
サービスで軽くタッチアップして目立たなくしています。
ちなみに弾いたとき音がビビる処方としてナットはそもそもの高さが低すぎる以外は
まず基本は無関係といっていいのかと思います。(精度など場合により関係しますが)
ナットの高さを高くした場合、押し弦したときにフレットとの高さギャップで
チューニングがシャープしてしまいチューニングがあわなくなってしまいます。
実際にはネック、弦高で調整します。
もちろん各フレット高さがまばらな場合もビビり、すり合わせが必要の場合もありますが
その処方が基本対処ですのでナットを高くするのはNGです。
他にもビビる要因はいろいろありますのでギターを弾いていて音がびびるおかしいな、という場合はお見せいただければと思います
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